コラム COLUMN
犬の健康診断は何歳から受ければいいですか?
こんにちは。
神戸市西鈴蘭台駅より徒歩10分の「市田動物病院」です。
みなさまのおうちの犬は健康診断に行っていますか?
「動物病院には、具合が悪いときか予防接種のときにしか行ったことがない」という飼い主さまもいらっしゃるかもしれませんね。
「犬たちにも健康診断は必要なの?」と思われている方に、これからどうして健康診断が必要なのかをお伝えします。ぜひ健康診断に連れて行ってあげてください。
動物たちは「痛い」「しんどい」といった不快な症状を言葉に出して伝えられません。しかも動物の習性として、具合の悪いことを隠しがちです。
さらに人間より成長の速度が早いです。成長が早いということは、残念ながら老化が早いともいえます。
そのためにも、身体の状態の変化を注意深く見守る必要があります。
また、家族の一員としてできるだけ長く元気に過ごしてほしいと、動物病院ではいろいろなアドバイスをしています。
日ごろから感じているちょっとしたことを聞いてみたり、日常のケアの仕方などを確認するいい機会になるでしょう。
初めての健康診断は、6カ月ごろ~1歳ぐらいを目安に受けるのがおすすめです。
子犬のころから健康診断を受けていると、先天的な病気の有無や発育の状況を確認できます。
健康診断はその後も1年に一回ぐらいの頻度で続けてあげてください。
早くに病気を見つけられると、早期に治療を始められるだけではなく、治療の選択肢の幅が広がる可能性があります。
また、保護された犬の場合は、おうちにやってきた時点で健康診断を受けましょう。
特に、おうちにすでに動物がいる場合は、感染症対策のためにも一緒に生活する前に健康診断を受けていると安心です。
健康診断では、問診や全身の視診・触診・聴診、血液検査、尿検査、便検査などの基本的な検査をします。
その他に年齢や問診の必要に応じて、レントゲン検査や超音波検査、ホルモン検査、心電図なども行っています。
検査内容や費用は動物病院によってさまざまです。
ホームページを確認するなど、わからないことは問い合わせてみましょう。
当院はエキゾチックアニマルも診療している地域のかかりつけ医です。
犬・猫以外の他の動物たちの診療や健康診断も行っています。
ご縁があり家族となった動物たちのためにも、定期的に健康診断を受けるようにしてください。
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